[メイン] はなざ仮 : x5 3d6 #1 (3D6) > 13[5,3,5] > 13 #2 (3D6) > 7[2,1,4] > 7 #3 (3D6) > 11[1,5,5] > 11 #4 (3D6) > 10[5,4,1] > 10 #5 (3D6) > 7[4,1,2] > 7

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] 初春飾利 : 教えます!

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 初春飾利 : 出港です〜〜!!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 初春は並木道を歩いている。季節があえば素晴らしい桜並木だが、今はそれもなくただ閑散とした並木道が続いている。

[メイン] GM : ふと目の前に季節外れの桜の花びらが一片、ひらひらと現れた。

[メイン] GM : <DEX>*5を振って下さい

[メイン] 初春飾利 : ccb<=10*5 DEX*5 (1D100<=50) > 40 > 成功

[メイン] GM : 不思議なそれに手を伸ばしたあなたはその瞬間、頭の奥から溢れる光に否応なく目をつむった_____

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 目を開けば、そこは先ほどまで歩いていた並木道。伸ばした自分の手…だが、違う点が一つ。

[メイン] GM : 視界いっぱいに広がる満開の桜と桜吹雪だ。一瞬にして時が進んだかのような感覚に言い知れぬ恐怖を感じる。SANc(0/1d3)

[メイン] 初春飾利 : 「──ん……」

[メイン] 初春飾利 : だんだんと立ち戻る記憶の中、以前友だちにした話を思い出します。
……桜は、秋に咲くこともあるんです。ただ、一度かなり気温が下がった後暖かくなるとか……春がきたと桜が勘違いするようなことがあれば。

[メイン] 初春飾利 : ほら、ちょうど今、こんな風に──

[メイン] 初春飾利 : 「……へっ?」

[メイン] 初春飾利 : ccb<=50 (1D100<=50) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 初春飾利 : 「……いやいや」
ゆっくりと上体を起こします。……どこでしょう、ここ?
ぼんやりしていて道に迷った……ともなれば、白井さんからまた風紀委員としての自覚が──とか、何を言われたかわかったものではありません…!

[メイン] GM : 初春がいるのは【並木】道の【歩道】、右手側には【道路】を挟んで【住宅街】が、左手側にはフェンスで囲まれた【学校】がある。

[メイン] 初春飾利 : 「ううん……」
住宅街に、学校。
ひとまず、他の国に迷い込んだ……とかではなさそうで、ほっとします。

[メイン] 初春飾利 : とりあえず、携帯を──

[メイン] GM : 圏外になっていますね

[メイン] 初春飾利 : 「…………。」

[メイン] 初春飾利 : はぁ……と、今度は落胆の息を吐いて。
とりあえず、きょろきょろと辺りを見回しながら……そうですね、まずはここからよく見える【並木】を観察してみましょう。

[メイン] GM : 桜並木は満開に咲く花弁が重なり、美しい桃色のかさねを作っている。視界を阻むほどの桜吹雪だというのに、木々の花弁が減ったようには感じられない。

[メイン] 初春飾利 : ……季節は秋……で、間違いないはず。さっき見た携帯の画面も、そう告げていたし。
なのに、この桜……まるで、春の花見盛りのように……

[メイン] 初春飾利 : ……あんまり考え込むと恐ろしくなってきそうなので、少し視線を上げて【学校】の方を見てみます。

[メイン] GM : 学校の方に目を向けると、大きな学校だとわかる。フェンスは道の端から端まで続いている。

[メイン] 初春飾利 : 「んー…」
入り口は向かい側でしょうか…もっとも、部外者が勝手に入るのもどうかとは思いますが…

[メイン] 初春飾利 : では、こちら側は──と振り返って、【道路】と【住宅街】の方に少し近付いてみます。

[メイン] GM : 並木の横の道路は、普段から車通りも少ないのか車輪の後もない。ずっとまっすぐ、桜並木の端を越して続いている。

[メイン] GM : 住宅街には人の気配はない。生活音もしないし明かりもついていない。

[メイン] 初春飾利 : ……ううん?
おかしいな…この桜だけじゃなくて、こんなに明るいうちから…人ひとり、車一台……通ってない?

[メイン] 初春飾利 : ここはどこか、と人に尋ねようにも……それも叶いそうに……
……あ。学校の中なら、さすがに誰かいるかもしれません!

[メイン] 初春飾利 : そう思い立って、まずは【歩道】に目を落としましょう!

[メイン] GM : そこは確かに先ほどまで初春が歩いていた歩道だ。苔の生えた何かの記念石碑、草の生え方、きっと石ころの大きさまで一緒だ。
なぜか静寂に包まれている。満開の桜が風でこすれる音さえしない。

[メイン] 初春飾利 : あれ?
やっぱり、さっきまで……私はここを歩いていて……?

[メイン] 初春飾利 : ……とにかく、そうですね……
まずは川沿い、右回りに歩道を歩いてみましょう!

[メイン] GM : 初春が【道】を進むと、この桜並木を歩いていて初めて自然の音が聞こえてくる。
角を曲がれば、そこには人工のものだろう【川】が流れている。

[メイン] 初春飾利 : ……うーん。
さっきまで通っていた道なら、私はきっとここにも見覚えが……?
と考え、【道】……次いで、【川】を注意深く覗いてみましょう!

[メイン] GM : 歩道の隣を浅い川が流れている。両端はコンクリートに覆われており、どこからの流れなのかはわからない。川幅は2mほどで向こう岸は住宅の裏側だ。今までの道と違い桜の木はない。だが花びらだけは地面に川面に漂っている。

[メイン] GM : 川は浅いように見え、生き物の気配は感じられない。しかし水の流れは自然なものだ。
川底には大小の石が透けて見え、水面は石の凹凸を受けキラキラと輝いている。

[メイン] 初春飾利 : 「わぁ──」
こういうの、花筏(はないかだ)……って言うんでしたっけ!

[メイン] 初春飾利 : さらり、と水面に浮かんだ花びらを掬い上げます。
……でも、ほんとうに……夢でも見てるんでしょうか?

[メイン] GM : 花びらを手に取ると、それはまるで雪の一粒のように冷たい。

[メイン] 初春飾利 : 「……?」

[メイン] 初春飾利 : 花吹雪、の言葉通り…まるで吹雪のように、白い花びらがちらちらと舞っているみたいで。
……果たして、今の季節さえも不安になりつつ。

[メイン] 初春飾利 : 時間があれば、もう少しこうして眺めていたかったですが……迷子の身、あまり呆けていてはいけません……と。
少し名残を惜しみながら、川を離れて道を進みましょう。

[メイン] GM : 初春が先へ進むと、一つ前の道と似たような歩道が続いている。似たような道、似たような住宅街、似たような桜吹雪…しかし、一つだけ違いがあった。

[メイン] GM : <目星>どうぞ!

[メイン] 初春飾利 :

[メイン] 初春飾利 : ccb<=80 目星 (1D100<=80) > 53 > 成功

[メイン] GM : うすもも色のストールと桜色の服を着た人が歩道脇のベンチへ腰かけている。

[メイン] 初春飾利 : 「……!」

[メイン] 初春飾利 : 人だ!

[メイン] 女性 : 桜の舞うここで、その人のいでたちは視界に溶けている。か細く白い手足を風が揺らすようにふわふわと漂わせている。
どうやら風に舞う桜の花びらを掴もうとしているらしい。初春に気づいたそぶりは見せない。

[メイン] 初春飾利 : 「……すっ、すみません…!!」
と、手を振りながらその影の方へ駆け寄ります!

[メイン] 女性 : 先ほどまでぼぅっと空中を見ていた視線を初春の方に向ける。

[メイン] 女性 : 「どうしましたか?」
素っ気なくそう答えます。

[メイン] 初春飾利 : 「……あ えっと」
「柵川中学1年、初春飾利(ういはる かざり)です…いきなりで申し訳ないんですが、うっかり道に迷ってしまったみたいでして」

[メイン] 初春飾利 : あはは……と苦笑して誤魔化します。

[メイン] 女性 : 上から下まで初春の姿を良く見て
「そうなのですか。それは大変ですね」

[メイン] 初春飾利 : 「……?」
目をぱちぱちとしながら、その様子を眺めたのち。

[メイン] 初春飾利 : 「あ……えっと、あなた……この辺りの人でしょうか? ……すごいですね、ここの桜。私も花は好きですが、こんな風に綺麗に乱れ咲いているのを見るのは初めてで」

[メイン] 初春飾利 : ……なんだか、儚そうというか……上の空というか。

[メイン] 女性 : 「この辺りの人、というのならそうなのかもしれません」

[メイン] 初春飾利 : 「……ソウナノカモシレマセン?」

[メイン] 女性 : 「私はここに配置されているだけの存在なので、そういう意味で言ったまでです」

[メイン] 初春飾利 : 「……えっと」
……言い直されても、ちょっとどういった意味の言葉なのか理解できませんが。

[メイン] 女性 : 自分のことはどうでも良いというように言葉を続けます。
「綺麗に乱れ咲いていると言われましたが、ここの桜もあなたにそう言ってもらえるなら、きっと喜んでいることでしょうね」

[メイン] 初春飾利 : 「ふむ……ここに座って桜を見るのが好きなんですね」
とりあえず好意的に解釈することにして。

[メイン] 女性 : 「はい」
初春のその言葉にコクリと頷きます。

[メイン] 初春飾利 : 「……」
少し考えてから、その女性の隣に自分も腰を下ろしてみます。

[メイン] 女性 : 少し横に移動して、初春が座れるようにスペースを作ります。

[メイン] 初春飾利 : 「やっ……!? あ、ああ……すみません」
小さく会釈し。

[メイン] 女性 : 「構いませんよ」

[メイン] 初春飾利 : 「……え えっと」
「ほら、さっき『桜もきっと喜んでいることでしょう』って、言ってくれたじゃないですか。……こうやって座れば、ゆっくり正面から向き合ったりできるかなって」
……とまあ、少しかっこつけてはみたものの、実際桜を見るのに良い場所であることには変わりないですし。

[メイン] 女性 : 初春の方を見たあと、桜の方に目を向けて
「…そうですね。あなたの言う通りだと思います」

[メイン] 初春飾利 : 「…………。」

[メイン] 女性 : ぼぅっと空中を見て、風に舞う花びらを眺めている。

[メイン] 初春飾利 : …………。
……言葉を待ってみます……が、あまり話すのが好きではないのでしょうか…?

[メイン] 初春飾利 : 「……んっ、その……わ、私はこれで……」

[メイン] 女性 : 「もう行かれるのですか?」
少しだけ名残惜しそうに

[メイン] 初春飾利 : 「……えっ、えっと」

[メイン] 女性 : 「…止めはしませんが、私はいつでもここにいますので」

[メイン] 初春飾利 : ……曖昧に頷きを返します。

[メイン] 初春飾利 : 「……そうだ! もし『ここにいる』のなら……私もまた、桜を見に来ますから」

[メイン] 初春飾利 : 少し顔を覗き込むようにしながら、軽く微笑んで。
「……その時は一緒にご飯でも、どうでしょうか?」

[メイン] 女性 : 少しだけ口角を上げて
「はい。いつでも来てください」

[メイン] 初春飾利 : 「はいっ!」

[メイン] 初春飾利 : 元気よくそう返しながら、来た通りを後にします。

[メイン] 初春飾利 : ……案内してもらうのを忘れていたことに気付いたのは、大木のある角を曲がってから……でしたが。

[メイン] GM : 先へ進むと、来た道と似たような【歩道】が続いている。似たような道、似たような住宅街、似たような桜吹雪…しかし、一つだけ大きな違いがあった。
黒々とした幹の、大きな【桜の大木】が道の中央に生えている。

[メイン] 初春飾利 : 「わ……」
足を曲げた【歩道】から視線を運ぶなり、その【大木】に目を奪われます。
ここに桜並木ができるずっとずっと前から、ここで見守っていたのでしょうか?

[メイン] GM : 並木の木々たちは街路樹らしく適度な大きさに剪定されているのにもかかわらず、大木だけは道を塞ぐように根を盛り上がらせコンクリートを隆起させている。

[メイン] GM : 他の木々とは全く違う迫力に圧倒されそうだ。よく見ればその分厚い幹に大きな穴がえぐれるように開いている。
小さな子供程度ならすっぽり収まってしまう程の大きさだが、頭上の美しい花々の様子から、この大木はその穴をまるで害としていないだろう事がわかる。

[メイン] 初春飾利 : 「……」
もっとも、あとから考えてみれば……進むうえで、道の真ん中で堂々と花々を開く"それ"から視線を外すことなど不可能でしたが。

[メイン] 初春飾利 : 大木に向けて……
あるいは、その穴に向けて──自然と足を向かわせます。

[メイン] GM : 小さな子供が入れるくらいの穴が開いているということしかわかりませんね

[メイン] 初春飾利 : なんでしょう……木のウロ、というわけではなさそうですが。
……にしても、近付けば近付くほど、この木の巨大さがわかりますね……
私ですら、まるで軽々と飲み込まれてしまいそうです。

[メイン] 初春飾利 : ……と、この先は……確か、元来た道ですね。
ふぅ……と息をつき、ベンチのあった方へ戻ろうとしてみます。

[メイン] 女性 :

[メイン] 初春飾利 : …………。
……流石に、ついさっき別れを告げた後で再会するのもちょっと気まずいでしょうか。……世間話とかしたいタイプ……でもなさそうですし。

[メイン] 初春飾利 : ……よし。
一度、ぐるっと回ってくることにしましょう!

[メイン] 初春飾利 : そのまま道路に出て木を避け、今度は元いた歩道へと戻ろうとします。

[メイン] GM : 歩道を出て道路に立った瞬間、初春の頭がチクリと痛みます。

[メイン] 初春飾利 : ……え?

[メイン] GM : 歩道に戻るとその痛みが消えますね

[メイン] 初春飾利 : 「…………」
歩道に戻ってから、自身の頭を触って確かめます。
……虫かなにかに刺された、というわけじゃあなさそうですけど。

[メイン] 初春飾利 : とりあえず、そのまま角を曲がりましょうか。

[メイン] GM : 最初にいた歩道に戻ってきました

[メイン] 初春飾利 : 「…………。」

[メイン] 初春飾利 : ……試しに、再び道路にそろりと足をついてみます。

[メイン] GM : 歩道から出て道路に足を踏み入れた瞬間、またチクリとした頭の痛みが初春を襲います。

[メイン] 初春飾利 : 「痛……」

[メイン] 初春飾利 : ……。
……ここから出ようとすると……頭に痛みが?……だとすれば……

[メイン] 初春飾利 : 今度は道路に降りないように、歩道をぐるりと辿って……再びベンチの方へ。

[メイン] 女性 : 別れたときと変わらない様子で、空中に舞う花びらを見つめています。

[メイン] 初春飾利 : 「……あの」
さっきと同じように、女性の近くに立ち。

[メイン] 女性 : 初春の声に気づき、そちらに目を向けます。

[メイン] 女性 : 「はい。どうしましたか?」

[メイン] 初春飾利 : ……名残惜しそうな顔を思い出して、少し逡巡し。
「………………ええと……その。ここから帰る方法……とか……知らないでしょうか?」

[メイン] 初春飾利 : 方法──というのも、変な話ではあるけれど。

[メイン] 女性 : 初春の言葉を聞くと、川の方に目を向け
「この先に流れている川の大石を、大木の穴に入れれば帰れます」

[メイン] 初春飾利 : 「……!」

[メイン] 初春飾利 : ──それと同時に。
「……あなたが……いや、つまり……先ほど言っていた、"あなたをここへ配置した人"が……私をここへ連れてきたんですか?」

[メイン] 初春飾利 : 知っているというのは、きっと……そういうことだろう、と。

[メイン] 女性 : ゆっくりと首を横左右に振り
「…私が望んだから、あなたがここを訪れることになったのだと思います」

[メイン] 初春飾利 : 「……」

[メイン] 初春飾利 : すぅ、と息を吸って。
「……なら、ひとつ……お願いがあります。」

[メイン] 初春飾利 : 「よかったら、また──つれてきてくれませんか。」

[メイン] 女性 : 「……はい。いつでもお待ちしてます」
そう言うと、身につけていたストールを初春に手渡そうとします。

[メイン] 初春飾利 : 「!」

[メイン] 女性 : 「川の大石は人には冷たくて持てないので、これを使って運んでください」

[メイン] 初春飾利 : 「……いいんですか? 大事な…」

[メイン] 女性 : 「構いませんよ、それに……」
「あなたは帰りたいのでしょう?私に手助けできることはこれくらいなので」

[メイン] 初春飾利 : 「……」

[メイン] 初春飾利 : 「……お返しになるかは、わかりませんが。」
髪をかき上げるようにして、頭上の花冠から……一輪、取り出し。

[メイン] 初春飾利 : 空いた女性の手に、その花びらを載せる。
「……作りもので、本物には敵いませんが……よかったら、約束の印に。」

[メイン] 初春飾利 : くすり、と表情を崩します。

[メイン] 女性 : 受け取った花びらに視線を落としたあと、初春の方を見て
「ありがとうございます」

[メイン] 女性 : そう言うと、初めて笑顔を見せました。

[メイン] 初春飾利 : その表情に、自分の心の中も……まるで、春の陽気に包まれたみたいに。

[メイン] 初春飾利 : そして、ぎゅ……とストールを抱き寄せ、ぺこりと頭を下げて。
「絶対──絶対に、また来ますから。約束ですよ」

[メイン] 女性 : 「はい。お待ちしています」

[メイン] 初春飾利 : こくん、と──そのまま、踵を返します。

[メイン] 初春飾利 : 「……まずは、川の大石……でしたね」

[メイン] GM : 川に入りますか?

[メイン] 初春飾利 : えっ……!?はっ、はい……!

[メイン] GM : 石を探すために川の中へ入ると、川の水はぬるく、まるで人の手でやわやわと撫でられているような不快感を覚える。SANc(0/1d3)

[メイン] 初春飾利 : …………う……なんでしょう、この…

[メイン] 初春飾利 : ccb<=50 SAN (1D100<=50) > 93 > 失敗

[メイン] 初春飾利 : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ 初春飾利 ] SAN : 50 → 49

[メイン] GM : 足の裏には小石のゴツゴツした感触とコケなのかぬめった感触がある。

[メイン] GM : DEX*3を振って下さい

[メイン] 初春飾利 :

[メイン] 初春飾利 : ccb<=10*3 DEX*3 (1D100<=30) > 39 > 失敗

[メイン] GM : STR*3を振って下さい

[メイン] 初春飾利 : 「くっ…!?」

[メイン] 初春飾利 : ccb<=13*3 STR*3 (1D100<=39) > 91 > 失敗

[メイン] GM : <幸運>を振って下さい

[メイン] 初春飾利 : ……

[メイン] 初春飾利 : ccb<=50 幸運 (1D100<=50) > 92 > 失敗

[メイン] GM : 初春は慣れない足場に勢いよく水しぶきをあげ転倒してしまった。服はずぶ濡れ、所持品は水浸しで電子機器などはもう使えないだろう…。

[メイン] 初春飾利 : 「ふぎゃっ!!?」

[メイン] 初春飾利 : ばしゃーん。

[メイン] 初春飾利 : …………。
……まあ、この程度……佐天さんたちに見られてないだけ、よしとしましょう。
虹色の画面で固まったスマホから目を逸らすようにしつつ。

[メイン] GM : そのまま川の中を調べていると、裸足で入ったものの足裏に鋭い痛みが走る。
見ると、川の流れでよく分からなかったが【透明なもの】が水底から頭を出している。

[メイン] 初春飾利 : 「っ痛……」

[メイン] 初春飾利 : どうせびしょびしょになるのなら、靴もちゃんと履いておくんでした……
なんて思いつつ、その【透明なもの】に目を凝らします。

[メイン] GM : 観察するとそれはガラスのような透明感で、埋まっている状態でも相当の大きさだとわかる。

[メイン] GM : STR*5で掘り出せます

[メイン] 初春飾利 : ……やるだけやりましょう!
今更転んでびしょびしょになっても怖くありません!

[メイン] 初春飾利 : ccb<=13*5 STR*5 (1D100<=65) > 35 > 成功

[メイン] 初春飾利 : 「まったく、こんなところにゴミを捨てるなんて……」

[メイン] GM : 初春が掘り出してみると、それは丸い大きな水晶のようで、小さな子供が丸まった程度の大きさだ。
振れると指先に刺さるような痛みがあることがわかる。

[メイン] 初春飾利 : 「──あ」
……もしかして、これ。

[メイン] 初春飾利 : "人には冷たくて持てない"──そういうこと、だったんですね!
ストールで持ち手を覆うようにして、それを抱えます!

[メイン] GM : ストールを巻いた上から水晶に触れてみると、刺すような痛みはなく、むしろほのかにぬくもりを感じられる。
さらに持ち上げようとすれば、まるで羽毛を一枚掴んだように軽い。

[メイン] 初春飾利 : 「へっ……?」

[メイン] 初春飾利 : いきなり感触の変わったそれに驚くようにしながら、急いで川をばしゃばしゃ……と渡ります。
……ストールさまさま……ですね。

[メイン] 初春飾利 : では……そのまま最初の道を辿って、大木の穴の方へ!

[メイン] GM : 水晶を持って大木の元に来ました

[メイン] 初春飾利 : 「大石を、大木の穴に……」
繰り返すようにひとりごちて、抱えたそれをそっと穴に嵌め込もうとします。

[メイン] GM : 初春が穴に水晶をはめると、大木のひと際太い根が、しゃがんでようやく通れるほど持ち上がる。

[メイン] 初春飾利 : 「わっ……わっ!?!?」

[メイン] 初春飾利 : まだ温かみの残るストールをぎゅっと抱え、そちらに目を遣ります。
……通れ、と──そういうことなのでしょうか?

[メイン] 初春飾利 : ふぅ……と、やがて意を決して根の中へと潜り込……む前に。

[メイン] 初春飾利 : 並木から、そして大木から降り注ぐような……鮮やかな桜の雨を。
もう一度この目に焼き付けておきます。必ずまた、戻ってこられるように。

[メイン] GM : のぞき込めば根の向こうには緑の木の葉が光を遮るように全面に広がっている。根の向こうからは微かに車のエンジン音や生活音が聞こえてくる。

[メイン] GM : 緑をかき分けながら進む初春。どれほど這いずっているだろうか、細かい枝葉がぴしぴしと体を打つ。

[メイン] 初春飾利 : ……っ。

[メイン] GM : 目を瞑りながら突き進む初春は、地面をつく手にコンクリートのざらつく感触を覚え目を開ける。

[メイン] GM : そこには、今までいた道と似たような歩道が続いている。似たような道、似たような住宅街、似たようなフェンス…しかし、一つだけ大きな違いがあった。

[メイン] GM : 視界を覆うほどの桜の色は、どこにもない。

[メイン] GM : そして先ほどまで初春が手にしていたストールは消え、代わりに桜の花が押し花になった透明のしおりが握られていました。

[メイン] GM : これを持っていればまた何時でも何度でもあの桜並木に来ることができる。
初春はそう直感的に感じることでしょう。

[メイン] 初春飾利 : 「…………。」
桜の栞に視線を落とし、にこり……と。

[メイン] 初春飾利 : 「今度来る時は、お弁当と……
 ……そうだ!苺のクレープでも持っていってあげましょうか」

[メイン] 初春飾利 : ふわり、花飾りを揺らしながら……軽い足取りでそこを後にします。
……既に待ち遠しい気持ちでいっぱいの私の目に映っていたのは。

[メイン] 初春飾利 : まぎれもない────満開の桜の道でした。

[メイン] 初春飾利 :

[メイン] 初春飾利 :

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「さくらのみち」

[メイン] GM : おしまい

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] 初春飾利 : 宴ですよ〜〜〜!!!

[メイン] GM : クリア報酬のSAN回復
シナリオクリア 1D3
花びらをつかみ取った探索者 1D3
大木の穴を見つけた探索者 1D3
水晶を発見した探索者 1D4
水晶を運んだ探索者 1D6
しおりを貰った探索者 1D6

[メイン] 初春飾利 : どっ、どれだけあるんですか……!!?

[メイン] 初春飾利 : 1d3+1d3+1d3+1d4+1d6+1d6 (1D3+1D3+1D3+1D4+1D6+1D6) > 2[2]+2[2]+2[2]+4[4]+2[2]+3[3] > 15

[メイン] system : [ 初春飾利 ] SAN : 49 → 64